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うらぼんぎょう

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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盂蘭盆経

1巻。西晋の竺法護の訳。異訳に訳者不詳の報恩盆奉経(または報仏功徳経)がある。

 目連が、餓鬼となった亡母を救う手段を仏陀に問うたのに対して、自恣の日(7月15日)に仏僧に供養することが亡父母を苦患から救うことになることを説く。
 梵文原典はなく、中国で作られた偽経か、すくなくとも中国で語句の付加を見たものと考えられている。中国・日本でこの経に基づいて盂蘭盆会の行事が盛んに行われ、ことに日本ではそれが重要な民間行事となった。