〈倶舎〉では、心所(細かい心作用)を大地法・大善地法・大煩悩地法・大不善地法・小煩悩地法の5つに分類するが、その他に、ともに働く心が定まっておらず、ある時は悪心と、ある時は無記心とともに働く心作用を別に立てて不定法あるいは不定心所という。 尋・伺・睡眠・悪作・貪・瞋・慢・疑の8つをいう。