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いゆ

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

異喩

 同喩の対。因明においておよびに対し、異類異品なる事象をあげてとし、裏面から同喩の正否を見分けるもの。
 たとえば、

声は無常なり(宗)。
所作性のゆゑに(因)。
諸念の所作性なるものは皆無常なりと見よ、喩へぱ瓦器等の如し(同喩)。
諸々の無常に非ざるものは皆所作に非ずと見よ、喩へぱ虚空等の如し(異喩)。

というようなことである。