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じきん

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

じくんから転送)

慈訓

691年‐777年。奈良時代の僧。「じくん」とも読む。持統天皇5年生まれ。河内(大阪府)出身。俗姓は船。法相宗の僧。

 大和(奈良県)興福寺で法相を、審祥華厳をまなぶ。少僧都。
 興福寺初代別当となり、藤原仲麻呂と提携して仏教政策をすすめる。
 道鏡に解任されたが、道鏡の失脚後、少僧都に復帰。
 宝亀8年死去。87歳。

 著作に『梵網経上巻抄記』