paramārtha (parama最高の,artha対象・意味)
最もすぐれた道理、究極の真理をさす。この意味で「第一義」「真諦」「勝義諦」と同じ。
言語表現あるいは言語習慣を意味する「世俗諦」に対立し、ことばによっては捉えられない究極の真理、すなわち真如・涅槃に相当する。
この原義から、後には広く「最も重要で根本的な意味」をさすことになる.