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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

(S) nayati, vineti, pramokṣa, uttāraṇa

 「渡す」という意味。無常の此岸から、常住であり、楽である彼岸へ渡すこと。迷いの此岸から、さとりの彼岸に渡し救うこと。さとりの世界、仏の世界へ導き入れること。導くこと。救い。教化。

 「波羅蜜」(pāramitā)と同じ意味。

 得度のこと。剃髪染衣して仏門に入ること。また出家になることは、さとりの第一歩であるから、転じて出家になることを許されることを得度といい、そのような人を得度者、または度者という。

 決定すること。決度ともいう。(tiraṇa)

 推しはかる。    〔「香月』1291〕