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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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<big>skandha</big> (S)
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<big>skandha</big> (S)、[[くやく|旧訳]]では「[[おん|陰]]」と訳す。
  
 
 原語「skandha」は、「集まり」「集合」「集合体」の意味。生きものを構成する諸要素を種類別にまとめて一つの'''蘊'''とする。<br>
 
 原語「skandha」は、「集まり」「集合」「集合体」の意味。生きものを構成する諸要素を種類別にまとめて一つの'''蘊'''とする。<br>

2020年8月14日 (金) 14:27時点における最新版

skandha (S)、旧訳では「」と訳す。

 原語「skandha」は、「集まり」「集合」「集合体」の意味。生きものを構成する諸要素を種類別にまとめて一つのとする。
 たとえば物質的なもの()には過去・現在・未来の物質、身体と外界の事物、粗い物質と細かい物質、遠くの物質と近い物質というようにさまざまな種類に分かれるが、それらの要素の集合を色蘊という。全部で5つの(色蘊・受蘊・想蘊・行蘊・識蘊)がある。cf. 五蘊

諸有為法、和合聚義、是蘊義。〔『倶舎』1、T29-4c〕
積聚義、是蘊義。〔『瑜伽』53、T30-593c〕