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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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jaati, jamanなどの用例がある。<br>
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産まれること、転じて生存すること。<br>
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[[しく|四苦]]の中の「生」、[[じゅうにいんねん|十二因縁]]の中の「生」などは生まれることを意味しており、[[しゅうえんたしょう|衆縁多生]]や[[こんじょう|今生]]、[[しょうじ|生死]]などと言われるときは「生存」を意味する。<br>
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[[ししょう|四生]]などでつかわれる「生れ方」という意味。
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jaati, utpatti, upapattiなど。<br>
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一般的な発生、出生、生起などの意味。
  
 
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2005年5月12日 (木) 12:09時点における版

prakRti

pracRti, svabhaava, bhaavaなどの用例がある。

存在するものの変わらない体質のこと。自性などと同じ意味である。
また、真理のことを指すこともある。華厳宗においては性起などと用いられるときのがこれに当たる。この意味では、しばしばに対する概念である。

性とは、即ち真如の妙理なり。  〔法華二巻抄 上〕

gotra

生まれつきの素質などを言う。「種性」「種姓」と同じ意味である。

-otaa

-otaa, -otvaなど

サンスクリットの原語は抽象名刺をつくる接尾辞であり、「~であること」「~の本質」「~という事実」などの意味である。法性(dharmataa)、善汚性(klistatva)などで使われている。

jaati

jaati, jamanなどの用例がある。
産まれること、転じて生存すること。
四苦の中の「生」、十二因縁の中の「生」などは生まれることを意味しており、衆縁多生今生生死などと言われるときは「生存」を意味する。

yoni

四生などでつかわれる「生れ方」という意味。

utpatti

jaati, utpatti, upapattiなど。
一般的な発生、出生、生起などの意味。