「そうじょう」の版間の差分
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のちにこの四論に[[しゅうほんぎ|宗本義]]を付して[[じょうろん|肇論]]と呼ばれた | のちにこの四論に[[しゅうほんぎ|宗本義]]を付して[[じょうろん|肇論]]と呼ばれた | ||
+ | *[[ほうぞうろん|宝蔵論]] | ||
+ | *[[ちゅうゆいまきょう|注維摩経]] | ||
これらは、[[はんにゃ|般若]]・[[くう|空]]・[[ねはん|涅槃]]などに中国人として独自の思索をこらしたもので、のちの中国仏教に決定的な方向性を与えた。 | これらは、[[はんにゃ|般若]]・[[くう|空]]・[[ねはん|涅槃]]などに中国人として独自の思索をこらしたもので、のちの中国仏教に決定的な方向性を与えた。 |
2006年5月24日 (水) 13:18時点における版
僧肇
384-414? 後秦時代の学僧
鳩摩羅什に師事した夭逝の天才であった。
中国古典でもとりわけ老荘を好み、支謙訳の維摩経を読んで仏教に転じた。羅什を涼州の姑蔵に訪ねてその門に入り、長安ではその訳経を助けた。