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[[世親]]が、『[[だいびばしゃろん|大毘婆沙論]]』を学びに名を隠してカシュミールに入った時に、それを見破った[[せついっさいうぶ|説一切有部]]の僧。[[しゅげん|衆賢]]の師。
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梵名は「塞建地羅」であると、[[ふこう|普光]]の『倶舎論記』巻一にある。
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 [[せしん|世親]]が、『[[だいびばしゃろん|大毘婆沙論]]』を学びに名を隠してカシュミールに入った時に、それを見破った[[せついっさいうぶ|説一切有部]]の僧。[[しゅげん|衆賢]]の師。
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 梵名は「塞建地羅」であると、[[ふこう|普光]]の『倶舎論記』巻一にある。
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 知によって真理を知る眼が開かれることを[[げご|解悟]]([[かいご|開悟]])といい、[[ぎょう|行]]によって[[しんり|真理]]を体得することを[[しょうご|証悟]]('''悟入''')という。

2023年4月4日 (火) 21:41時点における最新版

悟入

Skandhila (S)

 世親が、『大毘婆沙論』を学びに名を隠してカシュミールに入った時に、それを見破った説一切有部の僧。衆賢の師。

 梵名は「塞建地羅」であると、普光の『倶舎論記』巻一にある。

悟入

 知によって真理を知る眼が開かれることを解悟開悟)といい、によって真理を体得することを証悟悟入)という。