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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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 [[くしゃしゅう|倶舎宗]]では大善地法の一つ。[[ゆいしき|唯識]]では善の心所の一つであり、[[こんじん|惛沈]]に対している。
 
 [[くしゃしゅう|倶舎宗]]では大善地法の一つ。[[ゆいしき|唯識]]では善の心所の一つであり、[[こんじん|惛沈]]に対している。
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 [[あんね|安慧]](Sthiramati)は身心の適応性(kāya-citta-karmaṇyatā)と理解している。

2020年8月26日 (水) 10:07時点における最新版

軽安

praśrabdhi; prasrabdhi (S)

 心所の一つ。身心が平安で、融通性をもち軽快なこと。
 倶舎宗では大善地法の一つ。唯識では善の心所の一つであり、惛沈に対している。

 安慧(Sthiramati)は身心の適応性(kāya-citta-karmaṇyatā)と理解している。