「ほっしょうほっしん」の版間の差分
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− | 絶対の真理である[[しんにょ|真如]]そのもの。または[[むいほっしん|無為法身]]・[[むいほっしょうしん|無為法性身]]。[[ほっしょう|法性]]・[[むい|無為]]は[[いんねん|因縁]]によってつくられないもので、不生不滅の永遠のことわりをさしている。〔『大智度論』9、T25- | + | 絶対の真理である[[しんにょ|真如]]そのもの。または[[むいほっしん|無為法身]]・[[むいほっしょうしん|無為法性身]]。[[ほっしょう|法性]]・[[むい|無為]]は[[いんねん|因縁]]によってつくられないもので、不生不滅の永遠のことわりをさしている。〔『大智度論』9、T25-860a〕〔『教行信証』証巻 p.321〕 |
: 法性を体とするが故に法性法身と名く。[[りほっしん|理法身]]なり、所証の[[きょう|境]]なり。[[かほっしん|果法身]]で諸仏菩薩の証りの法身なり。〔『円乗』3980〕 | : 法性を体とするが故に法性法身と名く。[[りほっしん|理法身]]なり、所証の[[きょう|境]]なり。[[かほっしん|果法身]]で諸仏菩薩の証りの法身なり。〔『円乗』3980〕 | ||
: 本有不改の義の方なり。〔『皆往』3986〕 | : 本有不改の義の方なり。〔『皆往』3986〕 | ||
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2021年9月22日 (水) 08:40時点における版
法性法身
一如を体とする無色無形の法身を法性法身という。
絶対の真理である真如そのもの。または無為法身・無為法性身。法性・無為は因縁によってつくられないもので、不生不滅の永遠のことわりをさしている。〔『大智度論』9、T25-860a〕〔『教行信証』証巻 p.321〕
[1]法性法身