十二部経の「優婆提舎(upadeśa)」のこと。釈尊がみずから論義問答して、理を説くものをいう。さらに、仏弟子が仏の言葉を論じて、法相を議論して仏と相応するものをいう。
三蔵の中の、阿毘達磨蔵が「論」に当たる。