dharma-jñāna (S)
欲界におさめられる有為法の四諦を観察するけがれのない聖智をいう。欲界の煩悩に対してはたらく智。四諦の道理についての認識。十智の一つ。 〔『集異門論』7、T26-393c〕〔『大品般若経』広乗品、T8-254c〕〔『倶舎論』21〕