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おんえんとく

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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恩円徳

upakāra-saṃpad (S)

 如来の3つの円徳(因円徳果円徳恩円徳)の一つ。
 生きものを地獄餓鬼畜生の3つの悪い生存状態(三悪趣)から、また生死の輪廻から救済する、あるいは善い生存のありよう(善趣)、あるいは三乗(声聞乗・縁覚乗・菩薩乗)に入れしめる、などの如来の他者救済の卓越したすばらしさ・偉大性をいう。〔『倶舎』27、T29-141b~c〕