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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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 たとえば「造色与諸大種不相離互為因」は「造色と諸の大種とは相い離れずして互に因と為る」と読む。
 
 たとえば「造色与諸大種不相離互為因」は「造色と諸の大種とは相い離れずして互に因と為る」と読む。
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=預=
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 関係する。かかわる。
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所詰難、非預我宗。預者、関也。〔成唯識論述記3末,T43-338c〕
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<big>āpanna</big> (S)<br>
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 入ること。参照「[[よる|預流]]」
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<big>saṃkhyā-gammanatā: saṃkhyāṃ: gacchati</big> (S)<br>
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 あずかること。あるグループに数えられること。預在ともいう。
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: [[せけん|世間]]に順ずる文詞、呪術、外道の書論に相応する法の中に於て、智者・聡叡者の数に預かることを得る。
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: 諸の[[ぼさつ|菩薩]]は[[しょほっしん|初発心]]し已れば、即ち[[むじょうぼだい|無上菩提]]に趣入し、大乗の諸菩薩の数に預在すと名づく。

2021年1月8日 (金) 10:17時点における最新版

anupradatta: anupradāna: anupra-yam: upasaṃharaṇa: upasaṃhāra: dāna: pratipādita: prada (S)
 与える、施す、めぐむこと。

 菩薩有情利益安楽とを与えんと願う。

abhnrvṛtti: datta: dā: dāna: pra-yam (S)
 (結果を)引き起こす、もたらすこと。

 異熟因の所引は異熟果を与うる功能あり。異熟果を与え巳って即ち便ち謝滅す。

saha: sārdham (S)
 「~と~とは」と読む助字。
 たとえば「造色与諸大種不相離互為因」は「造色と諸の大種とは相い離れずして互に因と為る」と読む。

 関係する。かかわる。

所詰難、非預我宗。預者、関也。〔成唯識論述記3末,T43-338c〕


āpanna (S)
 入ること。参照「預流


saṃkhyā-gammanatā: saṃkhyāṃ: gacchati (S)
 あずかること。あるグループに数えられること。預在ともいう。

 世間に順ずる文詞、呪術、外道の書論に相応する法の中に於て、智者・聡叡者の数に預かることを得る。
 諸の菩薩初発心し已れば、即ち無上菩提に趣入し、大乗の諸菩薩の数に預在すと名づく。