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詳しく言うと「心所有法」であり、[[こころ|心]]の中心である「[[しんのう|心王]]」に所有される[[ほう|法]]を意味している。[[せついっさいうぶ|説一切有部]]や[[ゆいしき|唯識]]では、さまざまな心理現象を、それぞれの心の要素の集合としてみる。'''心所'''は、その種々の要素にあたる。<br> | 詳しく言うと「心所有法」であり、[[こころ|心]]の中心である「[[しんのう|心王]]」に所有される[[ほう|法]]を意味している。[[せついっさいうぶ|説一切有部]]や[[ゆいしき|唯識]]では、さまざまな心理現象を、それぞれの心の要素の集合としてみる。'''心所'''は、その種々の要素にあたる。<br> |
2017年4月30日 (日) 09:49時点における版
心所
caitasila, चैतसिक: caitta. चैत्त (S)
詳しく言うと「心所有法」であり、心の中心である「心王」に所有される法を意味している。説一切有部や唯識では、さまざまな心理現象を、それぞれの心の要素の集合としてみる。心所は、その種々の要素にあたる。
阿毘達磨の中で、世界を五つの範疇に分類するが、そのうちの一つである。