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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

(無為)
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おそれのないこと。ゆるぎない自信。<br>
 
おそれのないこと。ゆるぎない自信。<br>
 
[[ぶっだ|仏]]・[[ぼさつ|菩薩]]の能力として、説法における4つの自信を「四無畏」(しむい、catvaari-vaizaaradyaani)と言った。
 
[[ぶっだ|仏]]・[[ぼさつ|菩薩]]の能力として、説法における4つの自信を「四無畏」(しむい、catvaari-vaizaaradyaani)と言った。
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:問うて曰わく、何等を無所畏と名づくるや。答えて曰わく、疑う所なきを得て、忌難する所なし。智慧は却かず、没せず、衣毛は竪たず。法の中に在って説くが如し。即ち是れ無畏と作す    〔[[だいちどろん|大智度論]]巻25 T25-242b〕
  
 
===無畏施===
 
===無畏施===
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:汝、無畏を求めれば、我が[[きょう|境]]を出ずることなかれ   《[[じゅうじゅうしんろん|十住心論]]》
 
:汝、無畏を求めれば、我が[[きょう|境]]を出ずることなかれ   《[[じゅうじゅうしんろん|十住心論]]》
  
===無畏===
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《[[ちゅうろん|中論]]》の注釈者。
 
《[[ちゅうろん|中論]]》の注釈者。
  
 
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asaMskRta असँस्कृत(skt.)
 
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2013年2月1日 (金) 10:25時点における版

無畏

四無畏

おそれのないこと。ゆるぎない自信。
菩薩の能力として、説法における4つの自信を「四無畏」(しむい、catvaari-vaizaaradyaani)と言った。

問うて曰わく、何等を無所畏と名づくるや。答えて曰わく、疑う所なきを得て、忌難する所なし。智慧は却かず、没せず、衣毛は竪たず。法の中に在って説くが如し。即ち是れ無畏と作す    〔大智度論巻25 T25-242b〕

無畏施

衆生を危険から救い、安全な状態にすること。

汝、無畏を求めれば、我がを出ずることなかれ   《十住心論

無畏

中論》の注釈者。


無為

asaMskRta असँस्कृत(skt.)

 基本的には、中国の老荘思想からの援用であろうと考えられる。これは「人間の作為ではなく、自然のまま」という意味である。
 仏教では、縁起によって作り出されたものではない、不生不滅の存在をいう。たとえば、涅槃輪廻を超克したものであるから、「無為」と呼ばれる。

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