「ぐそくかい」の版間の差分
出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』
(→具足戒) |
(→具足戒) |
||
1行目: | 1行目: | ||
=具足戒= | =具足戒= | ||
− | + | upasampadā (skt.) | |
[[びく|比丘]]・[[びくに|比丘尼]]、すなわち正式に出家した男女が、[[そうぎゃ|僧伽]]という集団内で守るべき[[かいりつ|戒律]]を総称したもの。諸部派で規定された戒律の数は異なっており、南方[[じょうざぶ|上座部]]では比丘は227条、比丘尼は311条を数える。東アジアの漢訳文化圏では『[[しぶんりつ|四分律]]』に従い、それぞれ250条、348条とされる。 | [[びく|比丘]]・[[びくに|比丘尼]]、すなわち正式に出家した男女が、[[そうぎゃ|僧伽]]という集団内で守るべき[[かいりつ|戒律]]を総称したもの。諸部派で規定された戒律の数は異なっており、南方[[じょうざぶ|上座部]]では比丘は227条、比丘尼は311条を数える。東アジアの漢訳文化圏では『[[しぶんりつ|四分律]]』に従い、それぞれ250条、348条とされる。 |
2017年4月7日 (金) 02:05時点における版
具足戒
upasampadā (skt.)
比丘・比丘尼、すなわち正式に出家した男女が、僧伽という集団内で守るべき戒律を総称したもの。諸部派で規定された戒律の数は異なっており、南方上座部では比丘は227条、比丘尼は311条を数える。東アジアの漢訳文化圏では『四分律』に従い、それぞれ250条、348条とされる。