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うけん・むけん

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

2017年4月11日 (火) 07:05時点におけるマイコン坊主 (トーク | 投稿記録)による版 (有見・無見)

有見・無見

sanidarśana,anidarśana

 玄奘は「有見・無見」と訳しているが、真諦は「有顕・無顕」と訳している。
 物体として明確に指示できるものと、そうでないもののことをいう。十八界のなかでは物質()のみが有見で、他はすべて無見とされる。

有無の二見

 「すべてのものは存在する」という考えかたと、「すべてのものは存在しない」という考えかた。これらは有無の二見とも言われる偏見のことである。断見・常見とならんで二つの極端な考えかた(二辺)の代表である。
 このいずれからも離れ自由な立場に立つことが中道、すなわち「」の実践と呼ばれる。


有顕・無顕

上記参照