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小乗20部の一つ。仏滅後200年に大衆部の中から分かれた。
この部の設の特徴は、世間の法は顛倒の惑業から生じる果であって、ことごとく仮名だけのものであり、実体があることはない、唯、出世の法は顛倒から起こるものではないので、道とその修行の果はすべて真実である、とする。 この設によって「設出世」と名づけている。