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しんくい

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

身口意

kāya,vāc,manas(citta) (S)
 「身」は身体、「口」(「」とも漢訳する)は言語、「意」は心意もしくは思慮。

 一切の(karman 行為)は、「身業」(身体的行為)、「口業」(言語表現)、「意業」(心意作用)の三業によって包括される。仏教では、一般に「身口意」の悪業を戒め善業を勧めるが、いわゆる「十悪業」は、身の三業(殺生偸盗邪婬)、口の四業(妄語両舌悪口綺語)、意の三業(貪欲瞋恚邪見)に分けられる。

 なお密教では、不可思議な働きを、身密・口密・意密の、いわゆる「三密」によって包括する。