ほうぞう
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法蔵
643年-712年 中国の唐代の僧。賢首大師(げんじゅだいし)。
華厳宗の第三組であり、華厳経学の大成者である。
太白山で修行した後、智儼の弟子となり、師の没後670年に出家して太原寺に入り、華厳経を広めたり、訳経をへ助けたり、祈祷などを行いながら広く活躍し、武周王朝期の第一人者と呼ばれた。
門下に、文超、慧苑がいる。
兄弟子の新羅の義湘にあてた手紙の真蹟が現存している。(寄海東書 )
著書
- 華厳経探玄記 20巻 大正蔵 35, 107
- 華厳五教章 3巻 大正蔵 45, 477
- 起信論義記 5巻 大正蔵 44, 240
法蔵
法蔵菩薩、dharmakaara धर्मकार (skt.)